頭の中のごみそうじです
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長いエスカレーターに乗り、外に出ると彼はやっぱりタリーズに向かい、甘い飲み物を買いました。そしてホットを選んだ私を怪訝な目で見ました。8日遅れて流れ出した痛みはずいぶん鈍く重く私を煩わせていました。ビルの屋上、憩いの場の隙間に植えられた稲。それを囲うロープにもたれ、彼はBtoCにつきまとう理不尽さを訥々と語り続けていました。私はまた、あの気分がこみあげてくるのを感じました。ことばがなんにも出てこなくなり、目を見ることができません。私は無駄口を叩かずに済むこの状態がきらいではないのですが、相手にとってはもちろんそうではないでしょう。夕食の時間に待ち合わせたものの、昼間、受け付けない場所で受け付けないものを食べるはめになった私はただでさえ胃がくたびれていました。彼も強いませんでした。JRの改札で、私は三宮までの切符を通しました。ほかにどうしようもないのです。それでも後悔が全身を苛んでいました。
あなたのことばを借りましょう、あなたの中にわたしはいない、わたしはそれを知っています。
あなたはすでに気持ちを東京に置いている、春に遣っている。
わたしはきっと終るに足る絶望を、さがしているだけなのです。
これがそれに足りないことを理解していながら、すがろうとしているだけなのです。
惰性です。あなたにはわたしを買いかぶる余地がなく、それも丁度よいのでしょう。
データを消すのと同じ手軽さで終ってしまえたら話が早いのに、そうはいきません。
私は生きて、老いて、あなたが唾棄するクレーマーのように、有害でしかなくなるのでしょう。
わかってください。誰に必要とされたいわけでもないのです。
はやく死にたい。
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